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マラソン大会のトイレは、どこも大行列
フルマラソンに出ると、毎回思うことがあります。
トイレが、とにかく混んでいる。
スタート前の会場のトイレはもちろん、コースの途中のトイレにも列ができています。タイムが気になっているときに、列に並んで待つのは本当にもどかしいものです。
今回は、医師でもある私が、マラソン当日のトイレについて気をつけていることをまとめます。
スタート前に、一度は必ずトイレへ
私は、スタート前に必ず一度トイレに行きます。
会場のトイレは混むので、時間に余裕をもって並ぶのがおすすめです。スタート場所近くにはある程度たくさんトイレがあるはずですが、それでも10分〜15分くらいは確保したいですね。
水分は「欲しいときに、欲しいだけ」
水分のとり方は、基本的に欲しいときに、好きなだけです。
トイレが心配で水分を控えたくなる気持ちはわかりますが、長い距離を走るときに水分が足りないのは危険です。トイレのために我慢する必要はありません。
私はマイボトルを持って走っているので、飲みたいときにいつでも飲めます。
(マイボトルなど、持っていってよかったものはこちら → 〔3本目の記事へのリンク〕)
朝のコーヒーは、いつもどおり
コーヒーにはカフェインが入っているので、トイレが近くなるのでは、と気になる方もいるかもしれません。
でも私は、レース当日の朝もいつもどおりコーヒーを飲みます。 普段の習慣を変えないほうが、体も気持ちも落ち着くからです。
実は、走っている間に尿はそれほどたまらない
ここは医師として、ぜひお伝えしたいところです。
普段の生活で、1時間につくられる尿の量は60ml程度です。膀胱はふつう300〜400mlくらいはためておけるので、1時間でたまる量はごくわずかです。
さらにマラソン中は、汗で水分がどんどん出ていきます。特に暑い日は、飲んだ水分のほとんどが汗になって、尿にはあまりならないと考えられます。
つまり、走っている途中で「トイレに行きたいかも」と気になっても、実際にはそれほど尿はたまっていないことが多いのです。
もちろん我慢しすぎるのはよくありませんが、「行かなきゃ」と焦りすぎなくても大丈夫です。
寒い日は、急にトイレに行きたくなることも
ただし、寒い日は話が少し違います。
体が冷えると、まだそれほど尿がたまっていなくても、急にトイレに行きたくなる感じ(切迫感)が出やすくなります。冬の大会で、スタート前や走り始めにトイレが気になってしかたない、という方は多いのではないでしょうか。
対策としては、
- スタートまでの待ち時間は、ウィンドブレーカーなどで体を冷やさない
- 走り始めて体が温まると、落ち着くこともある
コースのトイレは「次は何km先」の掲示をチェック
多くの大会では、コース上に「次のトイレは○km先」という掲示が出ています。
この掲示を見ておけば、
- 今のトイレが混んでいたら、次まで待つ
- 次まで遠いなら、今のうちに行っておく
という判断ができます。
私の保険は、紙おむつ
それでも、タイムが気になっているときに大行列に並ぶのはつらいものです。
そこで私は、レースに紙おむつをはいて出ています。
「いざとなったら、トイレに並ばなくてもいい」と思えるようにするための保険です。実際に使うかどうかより、トイレのことを気にしなくていい安心感が大きいのです。
寒い日に急にトイレに行きたくなる方にも、紙おむつは選択肢のひとつだと思います。万が一少しもれても大丈夫、紙おむつなら全部でても大丈夫、と思えるだけで、気持ちが落ち着いて、走りに集中しやすくなります。
私の場合は、パンツ式の紙おむつを病院の売店で適当に選んではいていました。
私の結論
マラソン当日のトイレ対策をまとめると、
- スタート前に一度は必ずトイレへ
- 水分は欲しいときに欲しいだけ
- 朝のコーヒーはいつもどおりでOK
- 走っている間は、思っているほど尿はたまらない
- コースのトイレは「次は何km先」の掲示をチェック
- 焦りたくない人は、紙おむつを保険に
- 寒い日は急な尿意に注意。体を冷やさない工夫を
トイレの心配が減ると、レースそのものをもっと楽しめます。これからフルマラソンに挑戦する方の参考になればうれしいです。
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